知っておいて損はない!用途によって異なるダクトの種類

query_builder 2024/02/21
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【空調ダクト】
ほとんどの建物に設置されているのが空調ダクトです。温度・湿度などを快適な状態に保つために、空調機器から吹出し口までの間を繋いでいます。おもに飲食店や商業施設、ビル、病院などで設置されます
空調ダクトには2つの主要なタイプがあります。
1.給気ダクト:空調機から室内へ送風し、冷暖房効果を提供するためのダクトです。
2.還気ダクト:室内から空調機へ戻る空気を排出するためのダクトです。空気が再循環し、室内の温度や湿度が安定します。

【外気ダクト】
新鮮な外気と室内の空気を入れ替える、換気扇と同じような役割を持っています。空気だけではなく、飲食店の調理や色々な臭いを外へ排出する効果もあります。マンションでは主に、台所ダクトと浴室、トイレのダクトがあります。換気不足によって、ホコリ・カビ・結露など室内の衛生面が悪化。更に排気口周りの外壁の汚れが発生します。また化学物質による体調不良や異音によるストレスなど様々な被害を引き起こす原因にも繋がります。
外気ダクトには2つの主要なタイプがあります。
1. 自然給気:自然な風圧や温度差を利用して外部から空気を取り入れるタイプです。
2. 強制給気:ファンやブロワーなどの機械を利用して外部から空気を供給するタイプです。

【排気ダクト】
厨房用は火を使うことで出る煙や匂い、湯気を排出するなどの役割があります。設計がきちんと行われていないと火災につながる危険性があるため、設置には高度な技術が必要です。設置後も汚れが溜まらないように定期的なクリーニングを行います。一般的なダクトよりも機能性・安全性が求められます。


【排煙ダクト】
排煙ダクトは、火事になったときに素早く煙を排出する働きをします。建物の大きさに応じて設置が義務付けられています。ダクト内を高圧にしたり、屋上にファンを設置して排煙口を作ることで、可能な限り短時間で煙が外に逃げるように設計します。排煙ダクトは防火設備の一部として重要な役割を果たします。多くの人が集まる建築物などで設置されます。

【産業用ダクト】
空気中の埃や粉塵、細菌などを取り除き、生産に適した空気環境を整えるダクトです。食品や精密機械の工場、更には手術室や研究所など、特に清浄な空気の要求される場所で使用します。空気からチリや細菌などを取り除きます。そのほか、米や穀物を運ぶのに使う搬送ダクトや、屋内作業で発生した粉塵を所定の場所まで送る集塵ダクトなどもあります。

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